大学生のあるべき時間の使い方を考える
学校で授業を受け、そのあとに課外研究やサークル活動をしているとなかなかアルバイトのための時間がとれなくなってしまうことが悩みです。
大学生になって既に何ヶ月かが過ぎたのですが、これまでしっかりと継続して勤務をするバイトに入ったことはなく、短期のバイトでちょこちょこ収入を作ったというくらいしかありません。
同級生の中には同じ授業を受けながらバイトもサークルもこなしている超人的な人もいるので、自分はまだまだ甘いのかなと思ったりもします。
ですがシェアハウスの住人の一人にそんなことを相談したところ「自分の好きなようにすれば」と言われてしまいました。
その人は大学生ではないですが、バイトばかりして学校にほとんど行かない人に対しては否定的な意見を持っているようで、「高い学費を払って高い教育を受けているのに、それを安い時給のアルバイトをするために犠牲にするなんてバカげてる」といっていました。
確かにそうです。
就職活動で学業以外が評価される理由
自分がどうしてアルバイトにこだわるのかということを考えてみると、どうも就職活動をするときに面接で「学業以外で何か頑張ったことは?」と聞かれたときの対策を意識をしているからということに気が付きました。
就職活動の面接の解答で定番となっているのが「アルバイト」「サークル」「ボランティア活動」なので、学業以外でそうしたことに打ち込んで来なかった人はそれだけで就職に不利になるようなイメージがあるためです。
ですがよくよく考えてみると学校の勉強をしないで学校以外の活動に打ち込むというのはおかしなことで、そうしたことをしている人の方が就職で有利になるというのもまたおかしなことです。
疑問に思ったのでネットでそうした「学業を頑張りました」という人が本当に不利になるかということを調べてみたところ、どちらとも言えないような意見がたくさんみかけられました。
実際に人事として採用を経験してきたという人のブログなどを見ても「学業しかしていない人は視野が狭い」と決めている人もいれば、逆に「本気で頑張ったことがあるなら学業を言っても全く問題はない」という人もいてさまざまです。
ちょっと意地悪な見方をすれば、「学業しかしてない奴はダメ」という人事の方はもしかして大学時代まじめに勉強をされてこなかったか、勉強をそれほどしなくても楽に卒業できてしまう学校に通われていたのかもしれませんね。
だから「ほとんどしなくても大丈夫な勉強くらいしかしてこなかったやつ」みたいな考えで他の人を判断してしまうというか。
自分がとはいいませんが、勉強だけで忙しくて満足に時間がとれないような生活を送っている学生もたくさんいることをもっと企業の人事の方にはわかってもらいたいです。
今しかできないことをしよう
大学生としての時間の使い方について調べていて、自分が一番心にずしんときたのが「今しかできないことをするのが正解」という話でした。
大学にいると新卒で就職ができないとそこでドロップアウトをしてしまうような恐怖感を覚えてしまいますが、実際のところそこで本当におしまいになるかどうかは本人次第で他に脇道が全然ないというわけではないですよね。
まして自分が目指しているのはクリエーターという一般会社員とは違ったルートなので、あまり「普通の学生」を目指すのは意味がないことかもしれません。
クリエイト能力は無尽蔵に湧き出るものではなくて、自分で意識して生み出そうとしないとなくなってしまうもの、というふうにも言われますので今の時期にはあまり将来の悲観的なことばかりを考えずインプットのための今しかできないことに時間を割くのが一番よい方法なのかもしれません。