住むに当たって決めたルール

色鉛筆

住むためのルールは自分たちで決める

シェアハウスという住み方を知ったのもほんのつい最近という自分なので、実際に生活をする上での注意点なども住み始めてから初めて詳しく知りました。

驚いたのがシェアハウスの中では生活のルールは基本的には自治で決めるようになっているということで、建物外の人に迷惑をかけるようなことでなければどういったきまりごとで生活をしていくかは同居人が納得すればそれでよいということでした。

自分が入居したのは5人の中でも一番後だったのですが、一番長く住んでいる人でも1年未満ということだったので、全員がほぼ手探りの状態からのスタートです。

入居をして最初の日に歓迎会がてらテーブルを囲みながら、これからどういったふうに係を決めて生活していくかということをリストにしました。

話し合いの結果、自分がこの施設で担当となったのはリビングと玄関の清掃で、風呂場とトイレは順番に毎日交代で掃除することになりました。

入居してみてわかったこと

共同生活をしてみてわかったことはたくさんあります。

まず自分は何気なくやっているようなことであっても、それが周囲に不快感を与えてしまうこともあるということです。

自宅でついやってしまっていたような脱ぎっぱなし、出しっぱなしなどがまずそれで、他にも夜中の移動や電話の使い方なども考えないでやってしまうと迷惑になってしまうということがわかりました。

それと何より身にしみたのが「言わないとわからない」ということです。

家族で生活をしていた時には、なんとなく相手が察してくれるだろうという甘えがあったのですが、このシェアハウスという物件ではここで出会う前までは全く他人として生活をしていた人たちなので、言わないでもわかるだろうという考えは全く通用しません。

反対に相手からもどんどん生活態度について意見をされるので、最初はちょっとつらいと思うこともあったのですが、伝えずにお互い貯めこんでいた方がもっとよくないなということに気づいてからは指摘や注意をされても素直に聞けるようになりました。

恋人や家の外での友達について

掃除や食事のような家事については比較的ルールは決めやすかったのですが、ちょっともめることになったのが「恋人・友人」を部屋に呼ぶということについてでした。

このシェアハウスでは男性3人女性2人の構成で生活をしていますが、この中で付き合っている人たちはいないということで、うち2人が別に恋人がいるといいます。

自分が入居する前に一人がこっそり他の人達が外出中に恋人を呼んだことがあったそうで、それで前に住んでいた同居人と喧嘩になってしまったことがあるのだといいます。

確かに高価な機材などもあるし共有スペースに私物が置かれていることもあるので、よそから人が勝手に出入りしているというのは気持ちのよいことではないでしょう。

ということで今は外から友達や恋人を呼ぶときには事前に連絡をするようにして、反対されたらNGというふうにルールが決められています。