名前からカッコいい!ブルバード400【スズキ】

スズキ

でかいバイク

ブルバード400はスズキの製造しているバイクであり、車体サイズは400ccでありながら、国内最大級と、とにかくでかいバイクです。
評判は個性がなくでかいだけのバイクと、あまり良くありませんが、私は好きなバイクです。

ちなみにこのバイクの名前はブルバード400であり、ブルーバードだと日産の車になってしまいます。
ブルバードは、boulevardの大通りという意味から名付けられました。

何よりアメリカンバイクよりも大きく、初めて見たような人には何ccと聞かれること間違いありません。
ブラックカラーがありますが、2006年にはリミテッドエディションが発売されており、こちらはシルバーに輝くメタルカラーです。

アメリカンバイクながらも、ネイキッドのような走りができ、またシートに座ると、前傾姿勢を取ります。
ハンドルまでシートからの距離が長く、残念ながら乗り心地は良いとは言えず、腰にくることも多いようです。

ネイキッドバイクのような部分もあり、それがコーナリングで、他のアメリカンバイクよりも小回りがききます。
足つきもよく、背の低いような人でも、問題なくベタ足になれます。

車体の特徴について

公称燃費はリッター36km、タンク容量は17Lと大型バイクながらも、それほど燃費は悪くはありません。
馬力は33馬力と、大型バイクにしては少し馬力不足を感じるかもしれませんが、のんびりとツーリングしたりして走るには問題ないでしょう。
よくアメリカンは走らないとは言われますが、そのような中でもブルバードはよく走る部類に入ります。
大型バイクながらも、よく走るモデルでしょう。

マフラーの排気音はかなり小さく、大型バイクながら排気音はとても小さいです。
これは原付などと比べるとよくわかり、原付が隣にくると、ブルバードの排気音がわからないぐらいです。
バイクらしい音を求めるような人には向きませんが、静かに走りたいというような人には最適です。

そして、ブルバード400の大きな特徴として、動力はチェーンドライブではなく、シャフトドライブとなります。
シャフトドライブのバイクというと、メジャーではありませんが、なんと言ってもメンテナンスふりーなので、チェーンと違い、動力部分のメンテナンスはさほど必要ありません。
ただ、チェーンドライブに比べると、効率は悪くなりますので、どうしても燃費はチェーンドライブの方が良いです。

このようにして、イメージとして個性がないとは言われていますが、じつはよく見てみると、とても個性のあるバイクなのです。
しかもボディは、ブラックやシルバーで統一されていて、軍用バイクのようなそんなダイナミックなイメージを持たせ、男性向きのバイクと言えるかもしれません。